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九州デンシャ旅 【その2】  筑豊電気鉄道  〔福岡県〕
chikutetsu
Painter9.5 使用ブラシ(バリアント):
 線=コンテ(先細コンテ2.5)
 色=ペン(べた塗り)


後ろ髪を思いっきり引っぱられる思いで門司港駅を後にした僕は、JR鹿児島本線を今度は西へ。
小倉でいったん鳥栖(とす)行きの快速に乗り換え、黒崎駅を目指す。
進行方向右手の車窓は、さすがに北九州工業地帯らしく大きなプラントが建ち並んでいる。

途中、車窓風景との著しいギャップを覚える「スペースワールド」という名の駅に停まり、
一瞬我が目を疑ったが、左手に広がる遊戯施設群に気付いて、
新日本製鉄八幡製鉄所の敷地内にあるテーマパークのことだと思い出した。
ちょっと面白そうだけど、僕が求めるワンダーランドはもうちょっと先にある。
10:52、黒崎駅着。

JR黒崎駅に隣接したビルの1階部分にある「黒崎駅前」~「筑豊直方(ちくほうのおがた)」間、
16kmを30分ほどで結ぶ鉄道が、今回絵にした筑豊電気鉄道
九州デンシャ旅初日のお目当てだ。
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CS放送の旅チャンネル『全国チンチン電車紀行』で紹介されたのを見て、
九州へ行ったらぜひ乗ろうと決めていたのだった。
見た目は路面電車っぽいのに、専用軌道を結構なスピードで激走する面白いデンシャだ。
ちなみに絵と写真の車両は、この路線のレギュラータイプ、3000形。
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車内に居る車掌さんに運賃を手渡しする光景もイイ感じ。
もっと鄙びた鉄道を想像していたけど複線だし、京都でいうと叡電の出町柳~修学院の間みたいな
郊外の町中を10分間隔のダイヤで走り抜ける、利用者も結構多い割と元気な鉄道だった。
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…とか言ってると、残り1/3ぐらいの区間は↑こんなのどかな風景が広がり、
いつの間にか乗客も僕だけに。
終点の手前でおばあちゃんが一人乗ってこられたものの、終点・筑豊直方駅は寸断されたような
(実際、路線延長の計画が頓挫したらしい)高架駅で、何となく儚げな地方鉄道の風景が待っていた。

11:32。とりあえず路線を乗り通してひと安心してしまった僕は、
13:11までに再びJR黒崎駅に戻ればいい、運転間隔も10分だし余裕やん、と
直方の町をブラブラ散策することにした。
k-8
知らない町の、生活のにおいがする商店街なんかを歩くのはホントに楽しい。
先の番組でも紹介されてた喫茶店(写真手前右手)も偶然見つけて小休止したりなんかしながら
本当に余裕をかましていたら、古い宿場町のあるという木屋瀬(こやのせ)や、
筑豊電鉄の車庫がある楠橋(くすばし)にも寄ろうと考えていたのに、
時間がもうなくなっていることに気付いた。バカだ。

九州デンシャ旅、初日のこの時点で事前にたてた計画が失敗だったことも思い知る。
最初の小倉から今夜の宿のある街までの行程を時刻表で上手く組めたと
満足してしまったところで終わっていた。
九州は想像以上に広い。無理がありすぎた。

結局、この筑豊電鉄探訪は単に往復しただけに終わってしまった。
本当に乗りたかった車両、2000形↓も午後から1編成走ると駅員さんに聞いたが、僕の去った後の話だった…。
2000
※この写真のみ、転載可という太っ腹サイト『日本の旅・鉄道見聞録』より転載させていただいてます

(ダメダメのまま つづく)

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デンシャ旅 | Comments(7)
PROFILE

Kyo-to (キョート)

  • author: Kyo-to (キョート)
  • 京都出身/在住のシロート絵描き。
    こちらで『Kyo-to画(キョートガ)』という、パソコンで描いた京都の風景画主体のHPをやってます。
    が、最近やたら電車好きに。
    使用ソフトはPainter IX.5。

    ※絵をクリックするとオリジナルサイズで表示されます。
    個人的な保存は構いませんが、無断転載等は勘弁してください。

    [プロフPhoto by micoちん]
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